2024.11.30
ハウスメーカー・工務店の「標準仕様・見積書」に関するよくある質問に、まとめて回答します。
目次
【結論】「標準仕様・見積書チェック」に関するよくある質問&回答集
ハウスメーカー・工務店の「標準仕様・見積書」に関するよくある質問&回答集は、以下の通りです。
Q.標準仕様ではない住宅設備メーカーを選ぶと高くなる?
Q.住宅設備って、契約後に決めるものじゃないの?
Q.こんな細かいこと全部チェックできないよ!
Q.細かくチェックしたら、面倒くさい客だな~と思われませんか?
Q.仕様は、お客様に要望に応じて変わります!と言われたのですが?
Q.なかなか見積を出してくれないのですが?
Q.相見積(複数の会社から見積を取ること)は必須ですよね?
『標準仕様ではない住宅設備メーカーを選ぶと高くなる?』に対して
高くなることが多いです。
住宅会社には、得意なメーカーと不得意なメーカーがあり、不得意なメーカーになると割高になります。定価は同じでも、仕入れ価格が待った異なるからです。
もっと言うと、定価が安い商品に変更したのに、価格が高くなることもありますので、なるべく標準仕様のメーカーから選択することをおすすめします。
住宅設備のメーカー指定がある人は、標準仕様にそのメーカーが入っているか?を事前に確認すると良いでしょう。
関連記事:「住宅設備(キッチン/ユニットバス等)」の標準仕様チェックポイント|推奨グレード紹介
(出典:SUUMO)
『住宅設備って、契約後に決めるものじゃないの?』に対して
住宅設備を契約後に決めると、契約後に追加費用が膨らんで、資金計画に狂いが出ます。なので、契約前に標準仕様の住宅設備を確認するようにしましょう。細かいオプションや色については、契約後でOKですが、メーカーや基本仕様/グレードは、契約前の確認が必要です。
住宅設備は契約後に決めるものでは?と施主が感じているのは、標準仕様の住宅設備がしょぼい住宅会社が、契約前に標準仕様を細かく説明しないからだと思います。契約を優先させる確信犯パターンですね。
信頼できる営業マンなら、標準仕様の住宅設備の説明は当然ながら、施主の好みをヒアリングして、契約後に追加費用がでないように動いてくれるはず。そんなハウスメーカーや工務店の営業マンに出会えるといいですね。
関連記事:信頼できる「営業マン」を見極める方法|信頼できる営業マン20の特徴
『こんな細かいこと全部チェックできないよ!』に対して
お気持ちは分かります。でも、「全部チェックしたら、20万円もらえます!」と言われたらどうですか?契約前の標準仕様チェックには、それくらいの効果があります。
営業マンは、「契約前なら特にがんばってくれる生き物」なので、多少のオプションなら「えいやー!」と見積にぶち込んでくれるかもですが、契約後ならきっちり追加費用を取られます。
契約前に施主が確認すれば、見積に含んでくれ(追加費用0円)、契約後に気づいたら数十万円の追加費用を取られる、なんてことは現実にありますからね。
日々の節約に精を出すのも大切ですが、ここでがんばって数十万円の節約に力をいれるのが、賢い選択です。
関連記事:住宅会社の「標準仕様」を見極める方法|標準仕様チェック表を使えば超簡単!
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『面倒くさい客だな~と思われませんか?』
思われます。間違いなく。
でもですよ、こっちに面倒かけてるのがおかしいだろ!って話で、そもそも、施主がいちいち言わなくても、細かい標準仕様を提示しろよ!って話ですからね。あまりに、面倒くさがる住宅会社ならお断りすればいいでしょう。
逆に、「必要な標準仕様は、施主に言われなくても充実させている」まともな住宅会社なら、喜んで説明してくれると思います。「よくぞ聞いてくれた!ありがとう!」とね。
『仕様は、お客様に要望に応じて変わります!と言われた』に対して
これは、契約前に詳細を確認されると、しょぼい標準仕様がばれるので、新築住宅会社が良く使う言い訳トークです。
もっともらしく聞こえますが、これ、かなりおかしいです。見積を出しているのに、その見積に対応している標準仕様が決まっていないって、じゃあその見積もりはそもそも何なんだ!って話ですから。
なので、冷静にはっきりと言いましょう。「この見積に含まれている、標準仕様を教えていただければ結構です」とね。
『なかなか見積を出してくれないのですが』に対して
多いですね、こういう住宅会社。結論、なかなか見積を出してこないハウスメーカーや工務店は、やめた方がいいです。
いきなり見積を出すと、施主のテンションが下がって契約できないので、見積は出さずに何度も間取りを書いて、テンション上げて、施主が断りにくい空気を作って・・・という昔から使われている住宅営業の作戦です。
そんな会社でも、とりあえず見積が欲しい場合は、
「仮の間取りでいいので、それで見積ください。」と伝えましょう。すると営業は、
「お客様の要望に応じて、仕様が異なりますので、すぐに見積をお出しできません。」と言うので、
「全てあなたにお任せします!と言った場合の仕様でいいので、見積を出してください」と伝えましょう。
で、出てきた見積に対応した標準仕様をヒアリングしていきましょう。と言いつつ、繰り返しますが、なかなか見積を出してこないハウスメーカーや工務店は、やめた方がいいですよ。
『相見積(複数の会社から見積を取ること)は必須ですよね?』に対して
住宅会社の建築費を比較するために、複数の会社から見積を取る(相見積をする)人が多いかと思いますが、やり方を間違えると、全く意味がありません。
間違えたやり方とは、見積に含まれている内容(標準仕様)がバラバラの状態で、比較することです。
例えば、照明・カーテン・食器棚・網戸・2階トイレ・リモコンキー玄関ドアが、標準仕様に含まれている工務店Aと、それらが入っていない工務店Bの見積を比較して、「Bが安いからお得だ!」と言っても意味ないですよね。
相見積をするならば、何が入っていて、何が入っていないのか?を確認し、「標準仕様」をほぼ同一にした上で、比較しましょう。
完全に同一にはできないと思いますが、見積の内容のどこが違うか?を理解した上で比較するならば、意味のある相見積になるかと思います。
関連記事:注文住宅の「見積書」の正しい見方|失敗しない見積書チェック4STEP
【文責:瀬山彰】